株式会社らいふ

 

 
皆さん方からの意見、考えを直接私宛に送ってください。
必ず私から返信いたします。
 
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Fax : 03-5447-5301
(秘書 平戸宛)
 
         
2007年7月2日

*今回の「職員の皆さんへ」は、新入社員研修レポートに記載された悩みに対する吉田社長からのコメントをそのまま転載しています。
 

研修レポートを読んで仕事に対する真摯な誠実な姿勢がよく現れています。
入所者の方々を思いやる気持ちもまた解かります。
この二つは介護職の根っこです。

さて実はもう一つ介護職の根っこがあります。
これはあまり介護の教科書や介護の専門家(と言われている)が取り上げていませんし、知られていないのが残念ですが。
介護は「相互関係」なのだということ。
これはどういうことかというと
「我々はスーパーマンではないし、何でもできるわけではない。」
「要介護者が望むことをすべてサービスとして提供できる訳でもない」
そして最も重要なことは
「我々が疲れていたり体調が悪い時あるいは迷ったりする時などは、要介護者
へのサービスの提供が不調になるのも当然である」
それが仕事である。

こんな実話をご存知ですか。
「思わず、大声で怒鳴ってしまったヘルパー。常時つねられ、頭を叩かれていたヘルパーが思わず手が出てしまった」
これらの方は虐待したということで介護職を離れました。
彼女らは涙ながらにこう言ってました。
「尽くしても尽くしても感謝もない、一言もない。砂漠に水を注ぐ事の毎日。
それが積もり積もって余裕のない結果に至ったのかもしれません」

一生懸命の介護をすること
そして
自分を守るということ
これを「相互関係」の仕事といいます。

わかりにくい文章になりましたが、言い換えれば
介護に理想型を求めるのは間違いのもとです。

日常生活に理想を求めるのが間違いであると同じ様に。

自分の限界を知る、介護の限界を知る、仕事の限界を知る。
知った後にそこから個人個人への介護の種類と方法を工夫する、そして妥当なサービスを提供する。
これも「相互関係」ということです。

 誤解しないでいただきたいのですが私も介護をあるいは仕事全般について
すべてがわかっている訳ではありません。
あくまで一仕事人として一経営者として今まで悪戦苦闘してきた中から私なりに掴み取ってきた内容を書いてみたわけです。

我々が進んできた道、進んでいこうとする道は決して間違ってはいないという強い確信があります。
これからも我々の道は決して平坦ではありませんが、前をしっかり見据えて前進していきましょう。